OA機器買い物ツアー

一九九五(平成七)年の時点では、一応うちのOA機器に満足していました。一九九六(平成八)年十一月一日、忘れもしません。秋葉原で東芝の自動翻訳支援機を触ってから、うちのワープロが非常にみじめに見えだしました。八年前のシャープと今の東芝を比べるのはフェアでないかもしれませんし、今のシャープはもっと高性能かもしれません。でも、秋葉原の東芝のショールームに並んでいたルポをちょっと触っただけで、私はもうソワソワして落ち着かなくなりました。八年前のシャープは、ノソノソしていますし、液晶が疲れてきていて読みにくくなっています。ディスプレイの大きさも不十分でトシヨリには不向きです。そこで、新しいワープロを買おうとヨドバシカメラに行きました。息子や嫁にもいろいろ聞いてみましたが埒が明かず、自分で調べて買うほかにないと思い二回通いました。結局、ルポ510がもっともシンプルでしたので購入しました。ワープロを買う前に、パソコンにしようかとも考えました。しかし、パソコンを買っても文字を打つ以外にあまり使わないのでは、と思いました。

昔はカーソルも知らなかった

初めてワープロを買ったとき、カーソールという言葉が至るところに出てくるのに、四冊ある説明書のどこにも説明がないのです。索引にもない。これがわからないとどうにもならない。それで、よくよく見たら、たった一行、「これをカーソールという」というのを見つけました。なーんだ、と思いました。素人というのはこんなものだ、ということをどうか知って欲しいものです。思えば、私が秋葉原でも、ヨドバシカメラでもモテないのは、こういう場所では若い男性が上客で、高齢になるほど説明に時間がかかり、結局買わない人が多いからではないかと思います。女性客でましてや老婆では論外のお客なんだと思いました。この先、小型カメラも買いたいし、一方では、デジタルカメラが主流。ひがみと絶望の谷間にいる私です。